仕事は作業
世の中にはたくさんの仕事があります。
皆さんは今の仕事をどんな基準で選びましたか?
私はやっぱり仕事内容に「楽しさ」を感じるかどうかが大切だと思っています。
仕事って、つきつめて考えれば全部「作業」です。
「作業」というと単純なルーティンワークと認識されがちですが、新しいものを生み出すクリエイターさんも、ノマドワークができるITワーカーさんも結局は「何かをし続ける」という作業の日々を送っています。
その作業の楽しさこそが全てです。
楽しくなかったら、仕事なんて続けていられません。
当たり前のことですが、意外と当たり前じゃないのが現実です。
会社の知名度やブランド、福利厚生の充実で仕事場を選んでしまうと「つまらない作業」の連続になってしまいます。
休日を楽しみに平日を耐える…なんて本当の人生じゃありません。
お給料は、その作業の影響力の大きさに比例してきます。
どんな作業内容であっても、10人を喜ばせる作業と1,000,000人を喜ばせる作業だったら、後者の方がお給料が高くなるのは必然です。
こだわるべきは”作業内容そのもの”であって、”作業をする場所”ではありません。
一度きりの人生。
毎日楽しく生きたもの勝ちです。
手離す勇気
1つのことをやり続けていくと、多かれ少なかれ「気分の波」がやってきます。
その波が来た時にどう対応するか。
これが継続のキモだと思います。
大切なのは、自分を信じて一度手離してみることです。
「やらなきゃ」「やりつづけなきゃ」と肩肘はって頑張り続けると、
「あー、もうやりたくない!」になってしまいます。
そうなったら大変…。
再びやる気がたぎるまで、長い時間がかかります。
なんだか最近うまくいかないなと思ったら、しがみつかずにパッと手を離してみましょう。
本当に自分のやりたいことであれば、頭の片隅にいつまでもひっかかり続け、ある瞬間に「またやりたい!」になってきます。
- 思い切って「手離す」勇気。
- やりたい自分が湧き出てくるまで「待つ」勇気。
この2つの「勇気」はとても大切だと思います。
もし「またやりたい!」にならないのであれば、それは自分のライフワークではなかったということです。
さっさと次へ行きましょう。
仕事にせよ、スポーツにせよ、日本人は「耐える=美徳」という考え方が強すぎます。
人生は有限です。
しがみつかないこともまた、1つの美徳だと思います。
旅人の話
昔々あるところに小さな村がありました。
その村の入り口の小さな切り株に、一人の老人が腰かけておりました。
ある時。
一人の旅人がその村を訪れました。
旅人は聞きます。
「おじいさん、この村はどんな村?」
おじいさんは聞き返します。
「あなたが今までいた村はどんな村だった?」
旅人はこう答えました。
「いやぁ、前にいた村は嫌な人ばかりでろくな村じゃなかったよ。」
「そうかい。きっとこの村もあなたが前にいた村と同じだよ。」
また別の日に旅人がやってきました。
「おじいさん、この村は一体どんな村ですか?」
おじいさんは聞き返します。
「あなたがこの前にいた村はどんな村だった?」
「わたしが今までいた村はとてもすばらしく、人々は親切で、あんなによい村はありませんでした。」
「そうかい。きっとこの村もあなたが前にいた村と同じだよ。」
同じ環境であっても、視点が変われば見え方が異なります。
つまり、環境というのは「その人の心が決める」のです。
今ある環境を生かすも殺すも自分次第。
さてあなたにはどんな村が見えていますか?
価値のあるもの
世の中で「価値」があるもの。
それは需要が多く、供給が少ないもの、です。
要するに「多くの人が”欲しい”と思っているもの」です。
どんなに高品質でクオリティーに秀でていても、
誰も見向きもしない、
誰も欲しいと思っていない、
そもそも誰もその存在を知らない…。
そんなものだったら、そこに価値は生まれません。
言われてみれば当たり前のことですね。
ではどんなものに価値が生まれるのでしょうか。
キーワードはたったの2つ。
- 役に立つか
- 面白いか
です。
「お金」は交換の原資です。
とても役に立ちます。
「YouTube」は世界中のあらゆるコンテンツをすぐに見れます。
とても面白いです。
価値のあるものを作りたいのであれば、
「役立つもの×面白いもの」を突き詰めて考える必要があります。
独りよがりでは、価値を生み出すことは難しいのです。
お金の本質
人生においてお金は必要か。
それはもちろん必要です。
「お金がすべて」ではありませんが、現代ではお金がなければ生きていけません。
じゃあなぜお金は必要なのでしょうか。
それはお金が「交換の原資」になっているからです。
何かサービスを受けたいと思ったとき、または何か新しいモノが欲しいと思った時。
私たちはお金と引き換えに、それらを手に入れます。
世の中の基本原則は「物々交換」です。
この原則に乗っ取らない行為…それを強盗や詐欺といいます。
したがって、突き詰めて考えてみれば「物々交換」が成立しさえすれば、そこにお金はいりません。
「サンマあげるから、大根くれませんか?」
それでいいわけです。
じゃあなぜ、お金は交換の原資になるのでしょうか。
それは「全ての人が信用しているもの」だからです。
お金そのものには、何の価値もありません。
お金に紐付いている「信用」こそが大きな価値なのです。
…ん。どういうこと?
そんな声も聞こえてきそうです。
世の中にはお金を大切だと思っている人がたくさんいます。
しかし、数年前のEUでの出来事を思い出してください。
貨幣価値が下がり、お金は紙切れ同然になりました。
この時はどんなにお金を持っていても、りんご1つ買えませんでした。
要するにお金に対する「信用」がなくなったのです。
私たちが生きていくために本当に必要なもの、それは「信用」です。
もし仮にお金をすべて失ったとしても、その人に対する「信用」があれば十分に生きていけます。
「あなたになら、この家貸すよ」
「どう、ちゃんとご飯食べれてる?サンマたくさん獲れたから、少しあげるよ」
つまり「何か困った事があったら、力になるよ」という言葉は、その人の財産の大きさではなく、信用の大きさから生まれてくるのです。
そう考えれば「生き方」もとても大事です。
自分だけが成功しよう、人から奪ってでもお金持ちになろう、という思考は、信用を築き上げないからダメなのです。
どう頑張ったって、人間は一人では生きていけません。
- 「周りの人から応援される」
- 「周りの人に信じてもらえる」
そんな生きかたを貫くことが真のお金持ちへの最短ルートだと思います。
偏差値と就活
「わたしの大学の偏差値は〇〇だから、△くらいの企業が妥当かな」
日本に根強く残る偏差値教育。。
幸か不幸か、その影響を大きく受けている人はたくさんいます。
企業を1つの指標で見ることはできませんが、仮に
- 大手企業=偏差値が高い
- 中小企業=偏差値が低い
とシンプルに考えたとしましょう。
小中高大学の偏差値と、企業の偏差値の大きな違いは「数年後に変動が起こるか否か」です。
東大や京大、早慶といった大学は、いずれも日本トップクラスの偏差値であり、10年後でもこの偏差値ブランドが揺らぐことはありません。
しかし、今「大手」と呼ばれている企業はどうでしょうか。
10年後にも同じ偏差値ブランドをキープし続けている保証はどこにもありません。
これは逆もしかりです。
地方大学が数年後に東大ブランドに勝つことは、まず不可能です。
しかし、ベンチャーやスタートアップ企業が数年後に世界的企業になっている可能性は十分にあります。
これだから働くって面白いです。
時代の波を読むことができれば、大きな成果を手に入れることができます。
「今」の偏差値ブランドだけで企業を選んでしまうのは、全くもってナンセンスです。
就活とは、大海原を行く「船選び」です。
大きく立派な船に見えても、船底から浸水が始まっているかもしれません。
大切なのは
- 「どこに向かっていくのか」
- 「何をしていくのか」
という視点です。
1つの企業で一生働き続ける時代は終わりました。
企業のブランドといった目先の利益にとらわれず、何を学べるのかという長期的な目線をもって悔いのない就活をしてほしいなと思っています。
オトナの教育
「年老いた犬に新しい芸は仕込めない」
そんな言葉があります。
年をとったり、経験を重ねるほど、新しいものに対する反応が悪くなるのは世界共通です。
まれに特別な人はいますが、基本的にはフットワークはどんどん重くなっていきます。
オトナに何かを教えるというのは、とても難しいものです。
オトナ教育のキーワードは「待つ」こと。
待って待って待ちまくる。。そのくらいの気概が必要です。
水をたっぷり含んだスポンジに新しい水を吸収させることはできません。
それと同じく、
- 学ぼうと思っていない人(意欲のない人)
- 学ぶ内容に必要性を感じていない人
には何も教えられません。
だからこそ、教える側には「環境づくり」と「未来イメージ」の2つの努力が必要です。
- 「学びたい気持ちがあるんなら、こんな学ぶ環境がありますよ」
- 「この内容を学べば、こんな風になれますよ」
この2つを丁寧に説明することが大切です。
好奇心が満載で、どんなときでも腰が低い人は、いくつになっても魅力的です。
そういうオトナに私はなりたいと思います。
サプライズ
サプライズや突然のお祝い。
私は大好きです。
人に喜んでもらう瞬間は、やはりかけがえのない瞬間だと思います。
そしてその人のためにニヤニヤしながら準備をしている時間も、プライスレスだと思っています。
サプライズで大切なことって何でしょうか。
私は「喜ぶこと」だと思います。
誰が?
サプライズを”される人”が、です。
正直、喜んでくれる様子をイメージできない人にサプライズを仕掛けるのはかなり勇気がいります。
冷めた反応をされる時ほど、しらけるものはないですからね。。
もちろん、そういう人を驚かせるのがサプライズの醍醐味なのだと言われればそれまでなのですが。
でも、やっぱりサプライズをするんだったら、
- いつもニコニコしている人。
- 感情表現が豊かな人。
- 根が明るい人。
にしてあげたいと思うのが人情だと思います。
だから今まで自分が一度もサプライズをされた経験がないという人は、
もしかしたらちょっととっつきにくい印象を周りに与えてしまっているのかもしれません。
人間関係は鏡です。
周りの反応は、自分の態度そのものです。
どんな反応なのかを一度立ち止まって見直してみるのも、大切なことだと思います。
勝てる組織の共通点
会社も然り、スポーツも然り、
勝てる組織には必ず共通点があります。
それは「偉い人が下働きをしている」ということです。
会社であれば、役職の付いている人、
部活動であれば、先輩やレギュラーで活躍している人、
こういった人たちが率先して下働きを行う組織は、間違いなく「勝てる組織」です。
あなたが所属している組織はどいかがでしょうか。
誰もがめんどくさいと思うゴミ始末や水回りの掃除、仕事の準備などを”偉い人”がやっていますか?
またはそれらを代わりにやってくれる作業員の方々に、丁寧な対応を取れていますか?
弱い組織になればなるほど、”ムダな上下関係”が根強く残り、上の立場の人間がふんぞり返っている傾向にあります。
下働きをする姿勢は、どんな叱咤激励の言葉よりも大きな価値を生み出すものです。
何も考えていない瞬間
「何も考えていない瞬間」
これは日常生活の中で多々あります。
たとえば、
- 電車を待っている時間。
- 歯磨きをしている時間。
- ご飯を食べている時間。
ふと気づくと「何も考えていない自分」がいます。
さらに言うと
- テレビを見ている瞬間。
- スマホを操作している瞬間。
- 本を読んでいる瞬間。
これらの瞬間も情報が一方的に入ってきているだけで、自分の頭の中では何も考えていません。
圧倒的な成果を残す人は、常に頭を働かせています。
どんな瞬間も頭の中には”質問”があり、
その”質問”があるからこそ、周りの人と同じ景色を見ていてもそこから気づきを得ることができます。
要するに「流れ星理論」です。
流れ星という唐突で瞬間的な一瞬に願い事を言えるというのは、それだけ1つのことを願い、頭を働かせているということです。
その思考力があれば、望みは叶うということですね。
まずは「何も考えていない瞬間」を見つけてみてください。
びっくりするほど、私たちは何も考えていません。
この驚きをぜひ知ってもらいたいと思う今日この頃です。
寝るということ
史上最強のリラックスタイム。
それが「寝ている瞬間」です。
どんなリラックス方法を使っても、寝ている瞬間より「副交感神経」を優位にすることはできないと言われています。
1日の睡眠時間はどのくらいでしょうか。
8時間?6時間?それとも3時間?
必要な睡眠時間の定義は未だ不明確であり、大きな個人差が存在しています。
最もよい睡眠は「自然に目がさめる」睡眠です。
目覚まし時計を使わない生活をしていくと、だんだんと自分の睡眠リズムがつかめてきます。
ちなみに私はだいたい7時間睡眠です。
目覚まし時計を使わなくても、
22時に寝れば5時起き、23時に寝れば6時起き、24時に寝れば7時起きが必ずできます。
- イライラしているとき。
- モヤモヤしているとき。
- 人生がうまく回っていないと感じるとき。
これらの時は、たいてい睡眠時間が不足しています。
たっぷり寝て、すっきり起きれば「よし、また頑張ろう」と思えてきます。
「寝る子は育つ」
というのは大人であっても当てはまると思います。
真面目に遊ぶ
「日本人は真面目すぎるから、ボールで真面目に遊ぶことを伝えていきたい」
ソフトバンクホークスの宗リンこと、川﨑宗則選手の言葉です。
川崎選手は昨年シカゴカブスで世界一を経験し、今季から古巣のソフトバンクに戻ってきました。
この言葉は日本とアメリカにおける「ピークの持って行き場所の違い」を物語っています。
日本では練習から100%です。
周りの選手やコーチに「取り組む姿勢」を認めてもらうべく、早出早打ちが日常茶飯事です。
とにかく「がんばっていることを周りに見せる」ことが大切で、集中のピークを練習にもってくる選手が多くいます。
一方のアメリカでは、結果を出している選手こそが正であるという考え方を持っています。
これは野球だけの話ではありません。
日本人はとにかく「プロセス」を大切にします。
たとえ結果は同じでも、より”一生懸命にがんばっていた人”が高く評価される傾向にあります。
だから、一生懸命にがんばっている自分を周りに見てもらうべく、長時間労働を自らに課してしまう人が出てきてしまいます。
- 「一生懸命であること」
- 「真面目に取り組むこと」
これはある意味「逃げ」の要素が含まれていると私は思っています。
結果が出なかったときも
「いやー、あいつは一生懸命にやっていたから」
と言ってもらうための伏線です。
大切なのは結果です。
そして同じ結果であれば、どんな準備をしていたかは関係ありません。
日本人がもっと「遊ぶ」ためには、評価の仕方から変えていく必要があると思います。
成長曲線
これは私が運営しているブログのある期間におけるセッション数を表しています。
「努力する時間」と「成果」は、正比例関係にはなりません。
〇〇をしたから△を得られる、という単純な構図は存在しないわけです。
やり続けていくと、
- 毎日やっているのになんで成果が出ないんだろう…。
- 才能ないのかなぁ…。
- やるだけ無駄なのかなぁ…。
そういった悩みがふつふつと湧いてくる瞬間が必ず訪れます。
この悩みに対する最も簡単な解決策は「辞める」ことです。
「もういいや。やーめた」
そう言うことができれば、すべての悩みから解放され、自由になります。
しかし、逃げてばかりでは先へ進めません。
悩んで悩んで、それでもやり続けることを選んでいくと…
ある時、急に霧が晴れる瞬間がやってきます。
今までできなかったことが急にできるようになる瞬間です。
もう嫌だな、辞めたいな…そう思っている一歩先には、必ず晴れ間が待っています。
- 「辞めるのはいつだってできる。ならば今辞める必要はないじゃないか」
- 「あと1日だけ続けてみよう」
そんな心がけが大切だと思います。
お小遣い制度
子供の頃、うちには「お小遣い制度」がありませんでした。
だから、周りの子供達の
・1ヶ月に△円
・〇〇のお手伝いで△円
という制度が羨ましくて羨ましくて…仕方ありませんでした。
何か欲しいものができた時、うちでは
「なぜそれが欲しいのか」
を親にプレゼンし、説得する必要がありました。
プレゼン制度を導入しているご家庭なんて、一体どのくらいあるのでしょうか。
ボンバーマンゲームや遊戯王カードの必要性を必死になって考えたことを今でもよく覚えています。
今振り返ってみると、この教育にはとても大きな価値があったように感じます。
まずは「欲しいものではなく、必要なものを買う」という考え方が身につきました。
私は何か新しいモノを買うときには
「これって、今の私に本当に必要だろうか」と一瞬待つことができます。
これは確実にこの教育のおかげです。
また「お金をもらうこと」に対する考え方も身につきました。
プレゼン制度はきちんと準備をして成果を出せば、ある程度まとまった金額を払ってもらえるというメリットがありました。
必死になってプレゼンをして、遊戯王カードのスペシャルキットを買ってもらったことはいい思い出になっています。
お小遣い制度では、この考え方は身につきません。
お小遣い制度の最大のデメリットは
「お金をもらうこと」と「もらう金額」が1:1の関係性である、
という部分にあります。
まさに時給のアルバイトや、定額制のサラリーマンと同じ考え方です。
働いた時間や労働力の対価としてもらえるお金は常に一定であり、大きく変動はしません。
「安定」といえば聞こえはいいですが、どれだけ頑張っても対価が変動しない働き方は、徐々に私たちの「考える力」を奪ってしまいます。
お小遣い制度、時給制度、定額制度…
根本はどれも「お金=労働の対価」です。
いかに早くその関係性を抜け出すか、が働くうえでは重要だと思います。
飽きないための工夫
- 飽きてしまう。
- モチベーションが落ちてしまう。
- やる気がなくなってしまう。
どれも人間である限り、必然的なことです。
どんなに魅力的なことでも、毎日同じことをやっていたら必ず「飽きる」瞬間は訪れます。
しかし、世の中には同じことをただひたすらにやり続けられる人がいます。
これはどうしてでしょうか。
どれだけ同じことをやっても飽きない人の特徴は「原点」と「工夫」にあると思います。
原点とは「何のためにやっているのか」であり、工夫とは「変化」です。
例えば、私の友人に毎日娘さんのためにキャラ弁をこしらえているパワフルママさんがいます。
これこそまさに「娘の喜ぶ顔を見るため」という”原点”と、
「次はどのキャラクターを作ってみようかしら」という”工夫”が明確になっている典型的なパターンです。
続かない人というのは、たいてい作業そのものが目的になってしまっています。
ただ「毎日弁当を作る」だけでは、1ヶ月もすれば飽きてしまいます。
「わたし、何をやっても続かないんです。」
そういう人は一度、原点と工夫に立ち返ってみることをオススメします。