すとれっちタイム

ちょっと一息、深呼吸。そんな時に読みたいブログ。

立体的な着眼点

f:id:tomyblog13:20170709134133j:plain

物事には、3つの着眼点があると思っています。

 

1つ目が「正論派」。

「ダイエットは健康にいいですよ」

という直球ど真ん中です。

そりゃそうだよね、と誰もがうなづける内容は、正直正論すぎて面白くありません。

 

次に出てくるのが「反論派」。

「健康のためのダイエットは実は逆効果!?」

という”常識”に一石を投じる内容です。

これはこれでタチが悪く…自分の意見に振り向いて欲しいがゆえに、あえて本筋を否定しにかかる人がいます。

最近の健康本の見出しは、この傾向が強いように感じます。

「継続はいらない!?」「食事制限もいらない!?」「これさえやれば他の運動はいらない!?」

などです。

共通しているのは文末の「!?」でしょう。

無責任だなぁ、、とも思います。

 

世の中を大きく動かすためには、正論派の「オモテ攻撃」でも、反論派の「ウラ攻撃」でも足りません。

大切なのは表裏ではなく「奥」です。

「あー、そうきたか」「言われてみれば、確かにそれ欲しかった」という着眼点です。

 

昨年、ちょっとしたブームになった「ストレッチ開脚本」はまさにこの例だと思います。

「ストレッチは大事ですよ」という話がオモテ。

「運動前にはストレッチをやらないほうがいいかも!?」という話がウラ。

「開脚は柔らかさの象徴!とりあえずできるようになってみない?」という話が奥です。

 

オモテ、ウラ、奥。

この立体的な着眼点を持てる人こそが、これからの時代を牽引していくと思います。