すとれっちタイム

ちょっと一息、深呼吸。そんな時に読みたいブログ。

広告の意味

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社会、そして経済の本質とは何でしょうか。

それは「お金を使うこと」です。

だからこそ、世の中には「お金を使わせる仕組み」がたくさん存在しています。

 

その仕組みの1つが「広告」です。

人がモノを買うためには、まずそのモノを「知る」必要があります。

たくさんの人がその商品を知れば知るほど、買ってもらえる確率も高くなっていきます。

だからこそ、たくさんの人に知ってもらえる広告手段(媒体)には、大きな価値があります。

・テレビのコマーシャル

・電車の中吊り

・新聞や有名雑誌の一面

スマホの各画面

 

しかし。。

ここには大きなジレンマがあります。

 

1つ質問させてください。

皆さんは広告が好きですか?

「はい!好きです!コマーシャルのためにテレビを見てます!」

…こんな人はいませんよね。

 

情報社会を生きる私たちは、正直もう広告に飽き飽きしています。

伝える側は「伝えたい!」と思っている一方で、

伝えられる側は「できれば見たくない…」と思っているわけです。

これをどう打ち破っていくか、がこれから先の大きな課題です。

 

この課題は、どうすればいいのでしょうか。

情報が少ない時代は「露出頻度」こそが重要でした。

つまり『見たことある!→これ、欲しい!』の構図が定番だったわけです。

それ故にテレビCMや折込チラシなどが大きな力を発揮していました。

 

しかし、今は情報が多い時代です。

鍵を握るのは、情報を「どこで聞くか」または「誰から聞くか」です。

信頼できる人の言葉は、どんなテレビコマーシャルよりも絶大な効果を発揮するのです。

ここに目をつけた企業は、信用の高い個人に企業の広告を依頼するようになり始めました。

それが「アフィリエイト」という仕組みです。

 

時代は進み、今はより個人にひもづく社会になってきています。

業界内であぐらをかく大企業ほど、足元をすくわれる時代です。

変化を柔軟に捉え「先」を見据えることが大切だと思います。