すとれっちタイム

ちょっと一息、深呼吸。そんな時に読みたいブログ。

「We are the World」から学ぶこと

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www.youtube.com

アフリカの難民孤児のために、名だたる歌手達が結集して作り上げた名曲。

それが「We are the World」です。

現在は義務教育の中でも取り上げられているので、きっと一度は聞いたことがあるかと思います。

 

この曲を聴くと…

純粋に何か胸を打たれるものがあります。

歌詞の内容はよく理解できなくても、歌っている人たちの情熱がひしひしと伝わってきて…「歌」の良さはこういうところにあるんだなぁ、と実感させられる一曲です。

 

「争いのない平和な世界にしたい」

これは世界中の人が”必ず”胸に抱いている共通の思いです。

しかし、人が人である以上…

おそらくこの先も、世界のどこかで争いは続いていくと思います。

どうしてそんなことが言えるのか、

答えは簡単です。

争いは全て「”好き”という感情」から生まれるものだからです。

 

例えば、この「We are the World」の動画を見てみましょう。

コメント欄を見てみると

「こんな名曲、他にはない」

「この動画に低評価をつけるなんて…ありえない」

という言葉が見て取れます。

この価値観がある限り、真の平和は訪れません。

 

We are the World」は素敵な曲で、私も大好きです。

しかし、世界中には「We are the World」が嫌いで嫌いで仕方のない人も一定数必ず存在しています。

「こんな名曲、他にはない」という言葉は、暗に他の名曲を否定することにもつながっています。

K-POPに勝るものはない」と確信している人から見れば、この言葉は争いの火種になってしまうわけです。

 

人間の「”好き”という感情」に多様性がある以上、争いは必然です。

大切なのは「認め合うこと」そして「許し合うこと」です。

We are the Worldは名曲だよね、でも、アナタが好きなK-POPも負けず劣らず名曲だね」

と言えるかどうか。

それが平和への第一歩だと思います。