すとれっちタイム

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【致知】2017年12月号「遊」を読んでみての感想

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今月の致知のテーマは「遊」でした。

本気の「遊」はまさに人生そのものです。

今日はこのことについて考えてみようと思います。

 

<心に残った言葉シリーズ>

まずは毎月恒例の心に残った言葉シリーズからです。

大阪桐蔭高野球部監督:西谷浩一氏>

「野球というスポーツは幼少期に遊びからスタートし、中学、高校と上がれば上がるほど、遊び心が失われ、苦しみが伴う。しかし、大事な一戦に勝った時には遊びでやっていた時以上の究極の喜びがある。一旦過ぎれば、また次の戦いに向かって苦しみ、そこを乗り越えるとまた究極の喜びを味わう。

このように苦しみと喜びを繰り返して、螺旋状に上昇していく。これこそまさに「遊」の境地ではないでしょうか。」(引用:p37)

 「遊」という言葉に対して私自身が感じていたことをズバリ表してくれたのがこの一文でした。

私も大学まで本格的に野球をやっていたので、その辛さと喜びは痛いほどにわかります。

辛いし、苦しいし、うまくいかないことも多いし…で、毎朝「今日は行きたくないな」と思いつつも、やっぱりグラウンドに足を運ぶ自分がいて。。

それでも仲間がいて、成長している自分を感じられて、勝つ喜びを味わうと「今日もがんばってよかったな」と思える。。

そんな環境には”草野球”にはない達成感とやりがいがあります。

これこそまさに「遊の境地」だと私も思います。

 

<プロ・フリーダイバー:篠宮龍三氏>

「最初はこのダイビングという競技を純粋に楽しんでいたのに、いつの間にか結果を求めて自分を縛ってしまっていた時期がありました。けれどもそんな次元では、競技を心底楽しんでやっている人には敵いません。」(引用:p49) 

「知好楽」という言葉があります。

これは「知っている人よりも、好きな人の方が結果が出る。さらには好きな人よりも、楽しんでいる人の方がより大きな結果が出る」という意味の言葉です。

仕事にせよ、スポーツにせよ「楽しい」という感情に勝るものはありません。

本気の楽しさを感じられるものと出会うことが、充実した人生を送るための要諦だと思います。

 

<「遊」の本質>

「遊」にはいろいろな意味があります。

旅行に行く、カラオケをする、飲み会をするといった気晴らしとしての「遊」もあります。

その一方で、上記で西谷監督が述べていたような本気になるからこそ得られる「遊」もあります。

どんな「遊」を選ぶかは自分次第です。

でも、私はやっぱり「本気の遊」を選びたいと思います。

近年、ワークライフバランスという言葉が叫ばれるようになって久しいです。

「仕事と家庭の両立を目指す」といえば聞こえはいいですが「何事もほどほどに」という姿勢では「本気の遊び」の境地には行き着けません。

人生の一時期には、バランスを大きく崩してでも本気になって打ち込める何かと向き合ったほうがよいのではないかと思っています。

 

私は今、日本ストレッチング協会に加盟し、所属企業においてもストレッチやボディケアを教える仕事に携わっています。

「体のケアをする文化を広めたい」「ストレッチの魅力をもっと多くの人に知ってほしい」という志のもと、個人でブログ運営も行っています(「【ストレッチのチカラ】)。

このブログは現在累計で60万PVにも達し、多くの人に応援されるようになってきました。

正直なところ、ワークライフバランスは取れていないと思います…苦笑

でも1つの志に基づいて日々活動していく毎日は、とても楽しく充実しています。

苦しさと喜びを感じられるのは「本気」の証拠です。

熱くいきましょう、たった一度の人生ですから。

 ぜひそんな「本気」の人たちと一緒に活動していきたいです。

いつも最後まで読んでくださる皆様、ありがとうございます。

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