仕事になるまで遊びなさい。
西野亮廣さんが好きです。
西野さんの本は
「なるほど。たしかに。そうきたか。」
という、ひらめきや納得感に溢れています。
【魔法のコンパス】(主婦と生活社)という本の中にこんな一文があります。
『「好きなことで食っていけるほど人生は甘くない!」という時代から、
「好きなことで生きていく」を追い求める時代になり、
これからは「好きなことでしか生きていけない」時代が間違いなくやってくる。』(p.327)
『今後、親が言うのは「遊んでばかりじゃいけません。仕事をしなさい」じゃなくて「仕事になるまで遊びなさい!」だね。』(p.329)
本当にそう思います。
今と昔では何が違うか、と言ったら「人とのつながり方」が大きく違います。
中高年世代は「人間関係は希薄になった」と口を揃えて言いますが、私はそうは思いません。
たしかにご近所さん同士で「醤油を貸し合う関係性」は今は皆無となりました。
しかし、ネットやSNSを通じて「同じ志を持った人が集まる」という関係性はどの時代よりも発達してきています。
この関係性がもたらすものは何でしょうか?
それは「お金を生み出す環境」です。
私は「歯磨きと同じ感覚で、みんながストレッチをする社会を創りたい」という志のもと、ストレッチの普及を軸にブログを書いています(http://tomy-blog13.com)。
一昔前ではこういった志をもっていても、せいぜい1つの町に1つのお店を開いて、近隣の人たちにサービスを提供することしかできませんでした。
しかし、今ではネットを通じて50万人にも及ぶ人に「ストレッチって大切だよ」という私のメッセージを届けることができています。
そしてそこから共感してくれる人や、一緒に勉強する人が生まれ、私がオススメする本の購入などを通じてお金が発生する仕組みができています。
つまるところ、何が言いたいかというと…
今は「何をやってもお金になる時代」になったわけです。
コミュニティを作る仕組み、物を流通する仕組み、人の同意でお金が集まる仕組み…さまざまな仕組みが世の中には溢れています。
やるかやらないか、は自分次第です。
しかし、頭を使って工夫すれば「誰でもできる時代」です。
だからこそ、好きなこととお金になることを別にして「休日が来るのを楽しみに嫌な仕事を耐える」という働き方はもったいないと思います。
『好きなことを突き詰めて、それをお金にしていく』
その働き方こそが、最も人生を輝かせる働き方であり、これからの時代の働き方なのではないかと思います。