かっこいいオトナであれ!
先日、都内のあるターミナル駅で「あしなが育英会」の募金活動が行われていました。
(*写真はイメージです。引用:Twitterより)
「募金お願いしまーす」
「よろしくお願いしまーっす」
中学生でしょうか?元気にチラシ配りと声張り活動をしていました。
「お願いしまーっす」
「募金おねが…」
「チッ、邪魔だろ!」
頑張っている子供たちの前を無表情で通り過ぎていくオトナたち。
募金はおろか、チラシすら受け取らないオトナたち。
そもそも目線すら向けずにスマホとにらめっこをしているオトナたち。
あぁ。。かっこ悪いなぁ。。と心の底から思いました。
「あしなが育英会」の活動うんぬんの問題ではありません。
まずは学校が休みの日にみんなで集まって、見ず知らずの人前に出ていくという子供たちの「勇気」に対してリスペクトをしないといけません。
「お疲れさま。がんばってね」
その一言をかけてあげるだけで、報われる子どもたちがいることを気付かなければなりません。
それを邪険に扱うって…オトナとは一体何様なんでしょうか。
邪険に扱うことでまるで自分が偉くなったかのように錯覚している残念なオトナたち。。
そんなに急いでどこに向かうんですか?
そんなにスマホに夢中になって何をしているんですか?
小さなお金も寄付できないで何のために働いているんですか?
そう問いたい気持ちになりました。
オトナたちの冷たい態度は必ず子供たちに伝染し、彼らもまた周りが見えないオトナに育っていってしまいます。
「最近の子供は…」という人ほど、周りが見えない残念なオトナなんです。
ちなみに私は財布の中の小銭を全部入れてきました。
列の一番端っこの、うつむき加減の女の子の箱に。
「お疲れさま。がんばってね」
そう声をかけた時のパァっと輝いた瞳には、入れた小銭の何倍もの価値がありました。
オトナたち、損していますよ。
めんどくさい、はずかしい、もったいない…そんな小さなことをブツブツ言わないで爽やかに募金してみましょう。
魅力的なオトナの姿はいつの時代もかっこいいものです。