人間社会の”序列”を決めるもの
「レゾンデートル」という言葉があります。
これは「存在意義」という意味です。
魚は「泳ぐ」ことでレゾンデートルを表現し、鳥は「飛ぶ」ことによってレゾンデートルを表現します。
では人間は何によってレゾンデートルを表現するのでしょうか。
先日、とある本を読んでいた時に「人間は”知恵”によってレゾンデートルを示す」という言葉を目にしました。
私たち人間は、衣服も武器も所持できなかったら、自然界の中では弱い部類に入ってしまいます。
ゴリラのような力があるわけでもなく、チーターのようなスピードがあるわけでもないからです。
この非力で弱い存在の人間が、唯一他の動物に勝っていることは「頭脳」すなわち「知恵」です。
これは対自然界だけでなく、人間社会においても同じ話です。
つまり、人間社会の”序列”は
- 「頭脳の格差」
- 「知恵の豊富さ」
によって決まります。
これが溢れている人の周りには常に多くの人が集まり、そこにはお金も集まってきます。
ただここで勘違いをしてはいけないのは、頭脳や知恵というのは”学歴や試験の点数ではない”ということです。
頭脳や知恵の本質は
「他人の気持ちに寄り添えること」と「より多くの人を笑顔(幸せ)にできること」
です。
より多くの人を(笑顔)幸せにできる=たくさんの人から求められる=お金が集まる、
という構造です。
私たちは、常に頭脳や知恵を磨いていく必要があります。
「どうしたらより多くの人を笑顔(幸せ)にできるだろうか」を追求している人はやっぱり誰が見ても魅力的な存在です。
そんな存在になれるようにがんばろう、と思う今日この頃です。