なんでもいいから勝手に決めちゃえ。
「特にやりたいことはないんです」
そんな言葉が返ってきました。
先日、大学時代の野球部の後輩とご飯に行ったときのことです。
転職を考えているんです、という彼の相談に対して
「何かやりたいことはあるの?」
と質問をしたら、そんな言葉が返ってきました。
人生でやりたいこと。
みなさんはありますか?
人間は良くも悪くも大変です。
なぜなら自分の人生を「自分の意思」でデザインすることができてしまうから。
動物は与えられた環境の中でただ「生きる」ことができますが、人間は「この環境って自分にとってふさわしいのだろうか」と考えることができてしまいます。
人生において大切なのは「決める」ことです。
やりたいことは自然に湧いてくるものでも、他人から与えられるものでもありません。
だから「やりたいことがない」と自分で決めてしまっていたら、
いつまでたっても「やりたいことがない自分」から抜け出すことはできないわけです。
全ての人間に共通して「決まっている」ことは、死ぬことです。
今生きている私たちは、あと100年後、すなわち36,500日後には誰もこの世に存在していません。
そう考えれば人生何をやって過ごすかなんて、極論なんでもいいと思います。
私は自分の専門分野を「ストレッチ」と勝手に決めました。
いろいろなところで「わたしはストレッチが専門です」「ストレッチの人です」と言っていたら、気づいたときには周りの目が変わっていました。
今ではブログも50万人を超えるユーザーが訪れています(こちら→【ストレッチのチカラ】)。
「なんでもいいから勝手に決めちゃえ」
「そうすれば人生はくるくる回ってくるよ」
今の私は、そう思っています。